金沢大学 超然プロジェクト×先魁プロジェクト×自己超克プロジェクト

パレオ・オミックスによる感染症・疾病史解明のための国際ネットワーク形成

プロジェクト代表者 
覺張 隆史
所属組織・役職等 
古代文明・文化資源学研究所・助教
研究分野 
人文・社会系、文化財科学・博物館学
パレオゲノミクス、パレオオミックス、古代人、病原菌、考古学
Paleogenomics, Paleo-omics, Ancient human, Pathogenic bacteria, Archeology

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■概要■

  • ヒトの疾病・感染症研究は、未来の人類が豊かな社会生活をおくるため、持続可能な社会を実現するために非常に重要である。特に、ゲノムデータ及びオミックスデータに基づく疾病・感染症の研究は、現代人の疾病・感染症の原因の特定や予防に寄与してきた。近年では、臨床研究の枠を超えて、進化医学的な視点からヒトと疾病・感染症の関係性について研究が進められてきた。人類が疾病・感染症の脅威にさらされつつ、今日まで社会を持続させてきた本質的な理由を探索することは、我々人類の持続可能な社会の実現に大きく寄与すると期待される。そこで本プロジェクトは、ヒトの疾病・感染症の歴史を自然科学的な視点で評価することを目的として、金沢大学の強みであるパレオゲノミクス及びオミックスを疾病・感染症研究に応用する新たな国際研究ネットワークの構築を試みる。

 

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