金沢大学 超然プロジェクト×先魁プロジェクト×自己超克プロジェクト

気球観測技術を軸とした地表から超高層大気をシームレスにつなぐ世界的研究拠点形成

プロジェクト代表者 
松木 篤
所属組織・役職等 
環日本海域環境研究センター・准教授
研究分野 
環境動態解析
磁気嵐、銀河宇宙線、気球観測、エアロゾル、気候変動
Magnetic Storm, Galactic cosmic rays, Balloon observation, Aerosol, Climate change

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■概要■

本プロジェクトでは、本学が強みとする宇宙電波工学、航空宇宙工学、大気環境科学、地球化学分野を融合し、世界トップランナー機関との共同研究を通じて「気球観測技術を軸とした地表から超高層までの大気環境をシームレスにつなぐ世界的研究拠点」を形成する。これにより、従来見過ごされてきた磁気嵐などの宇宙天気がエアロゾルを介して、下層大気の雲に与える影響を明らかにし、喫緊のグローバル課題である気候変動対策に貢献する。来るべき宇宙ビジネスの民主化時代を見据え、従来の大気球実験に代わる研究基盤として、より小回りの利く小型気球の放球基地機能を能登に拡充し、新しい産学連携ハブの創出につなげる。

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