■概要■
申請者らは、2013 年から継続的に健康・街づくり・インフラ・モビリティーなどに関する膨大なデータの蓄積に着手しており、センシング機器を既存設備に設置してデータを収集する「設置型」では15 種類205 属性、収集済データの活用の幅を広げて本研究開発へ援用する「活用型」では22 種類1066 属性(健診データ・レセプトデータ・地域決済データ・ポイントカード履歴・携帯電話所在地履歴・水道使用量・電力使用量等)がメガデータとして取集済である。これらのデータを活用して高度高齢化先進地域(能登地域)の30・50・100 年後をAI を構築し予測を行う。予測には、「富岳(FUGAKU)」を用いて世界最高水準の時空を超えた未来予測システム(AI)を構築し、地域を評価できる基盤を構築する。さらに、世界最高の計算速度を有する「富岳」を駆使することで構築された金沢大学AI を通じて、世界が着目するAI の研究拠点を目指す。